アルファベットが上昇。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ホリデーショッピングのデジタル広告の出稿が活発だった。パンデミックの初期段階は広告も手控えられていたが、それ以降のオンライン広告が回復したことが貢献した。 ポラットCFOは「消費者と企業活動が昨年序盤から回復したのに伴い、検索とユーチューブが業績をけん引した」と指摘。ユーチューブの広告収入は46%増の69億ドルと予想を上回ったほか、検索とその他関連事業の収入は319億ドルと17%伸びた。 また、ピチャイCEOは「昨年はクラウドへのシフトとオンラインサービスの採用が加速。これは全ての企業、消費者にとって大きな意味合いを持つ。こうした移行への支援で多くの人がわれわれを信頼していることは喜ばしい」と述べていた。 ただ、市場が新たな指標として注目しているクラウド部門の10-12月期の営業損益は12.4億ドルの赤字となった。一部は黒字を予想していた。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益:22.30ドル(予想:15.58ドル) ・売上高:569億ドル(予想:535.4億ドル) ・売上高(TAC除く):464.3億ドル(予想:441.6億ドル) ユーチューブ:69億ドル(予想:62億ドル) グーグル以外:1.96億ドル(予想:1.76億ドル) ・営業利益:156.5億ドル(予想:119.7億ドル) グーグル以外:-11.4億ドル(予想:-17.4億ドル) クラウド部門:-12.4億ドル (NY時間09:47) アルファベット(C) 2047.00(+119.49 +6.20%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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