NY株式10日(NY時間13:39) ダウ平均 31423.63(+47.80 +0.15%) ナスダック 13983.06(-24.64 -0.18%) CME日経平均先物 29300(大証終比:-120 -0.41%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高。株式市場は追加経済対策への期待から買いが続いており、ダウ平均も序盤は反発して始まった。取引開始前までに発表になった決算が好調だったこともサポート。 ただ、再び最高値圏に上昇する中で高値警戒感も出ており、上値では戻り待ちの売りも出ている。ダウ平均も序盤の上げから下げに転じる場面がみられたものの、下値では押し目買い意欲も根強く前日付近まで戻す展開。 発表が続いている企業決算も好調な内容が多く株式市場をサポートしているが、市場からは、バリュエーションが高まっており買われ過ぎの面もあり、利益確定売りも出ているが、まだ出遅れているセクターもたくさんあり、れらへの見直し買いも出ているとの声も聞かれる。 注目のレディット株だが、医療用大麻株に焦点をあてているようで、ティルレイやメディカル・マリファナなどの銘柄が資金を呼び込んでいる。民主党が選挙で勝利したことから、米連邦法でのマリファナ解禁への期待を高めている模様。 このあとパウエルFRB議長のNYエコノミッククラブでの講演が予定されている。市場では、先日のFOMC後の会見のスタンスから大幅な変更はなく、慎重姿勢を踏襲するものと見られている。正当化されない米長期金利がこれ以上続けば、FRBの仕事はさらに困難になる。「ワクチン接種による見通し改善」、「高い不透明感」、「柔軟にしたインフレ目標達成」という3つの要素の間でFRBは慎重にバランスを取る必要があという。 バイデン大統領はきのう、1400ドルの直接給付について所得制限を導入することに支持を示した。若干の後退ではあるが、ある程度想定されていたことでもあり、株式市場はネガティブな反応は見せていない。 アルファベット(C) 2092.65(+9.14 +0.44%) フェイスブック 269.85(+0.40 +0.15%) ネットフリックス 556.18(-2.90 -0.52%) テスラ 809.26(-40.20 -4.73%) アマゾン 3272.80(-32.20 -0.97%) エヌビディア 589.73(+19.20 +3.36%) ツイッター 65.21(+5.34 +8.92%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 333.19(+3.56 +1.08%) メルク 74.64(-0.40 -0.53%) マクドナルド 214.50(-1.48 -0.69%) マイクロソフト 242.03(-1.74 -0.71%) ホームデポ 278.09(+1.32 +0.48%) ボーイング 212.10(-3.02 -1.40%) ベライゾン 55.09(+0.09 +0.16%) ビザ 207.08(+0.56 +0.27%) ハネウェル 201.90(-0.12 -0.06%) ナイキ 141.91(+0.12 +0.08%) トラベラーズ 146.91(-0.25 -0.17%) ディズニー 188.51(+0.30 +0.16%) ダウ・インク 58.37(+1.77 +3.13%) セールスフォース 236.62(-0.09 -0.04%) シスコシステムズ 46.64(-1.87 -3.85%) シェブロン 91.94(+0.98 +1.08%) コカ・コーラ 49.72(+0.02 +0.03%) ゴールドマン 304.02(+3.56 +1.18%) キャタピラー 198.86(+1.58 +0.80%) ウォルマート 144.37(-1.46 -1.00%) ウォルグリーン 51.12(+1.10 +2.20%) インテル 58.73(-0.05 -0.09%) アメックス 128.39(+1.71 +1.35%) アムジェン 238.07(+1.54 +0.65%) アップル 135.15(-0.86 -0.63%) P&G 128.25(-0.42 -0.33%) JPモルガン 140.23(+0.65 +0.47%) J&J 166.26(-0.01 -0.01%) IBM 121.78(-0.32 -0.26%) 3M 181.47(+0.53 +0.29%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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