きょうはアプライド・マテリアルズやラムリサーチなど半導体製造装置の上昇が目立っている。自動車を始めとした各業種で半導体不足が問題化する中、製造装置への需要が高まるとの思惑が高まっているようだ。フィラデルフィア半導体指数も上昇。バイデン政権がきょう、半導体不足に対処するために行動を取ると伝わったことも思惑を高める格好となっている。 半導体不足の問題に関しては、昨年11月頃から生産が追いつかず、需給がひっ迫していた。パンデミックの影響で世界の自動車メーカーが減産に踏み切る中で、半導体メーカーは自動車向けを中心に需要は減速すると見込んでいた。しかし、中国がパンデミックから予想以上に早期回復し、同国の電気自動車(EV)普及推進もあって需要が急回復した。 同時に、5G、テレワーク拡大によるパソコンやスマホ、ゲームなどの需要も急増していたことから、半導体メーカーは、こうした製品向けの生産を優先し、自動車向けが追いつかなくなっている。 米政府が半導体を受託生産している中国大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)に対して経済制裁を実施したことも影を落としている。生産の委託先を台湾のTSMCをはじめとした他のファウンドリに移していたが、TSMCも既に稼働率が限界まで高まっていたことから、すぐには追加注文に応じられていない状況となっている。 市場からは、「まだ、始まったばかりだ」との声も聞かれる。 (NY時間14:55) アプライド 113.80(+7.92 +7.48%) ラムリサーチ 576.10(+43.60 +8.19%) KLA 325.56(+27.95 +9.39%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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