マーケティングソフトウェア開発のハブスポットが大幅高。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益が予想の2倍近くになったほか、売上高も予想を上回った。サブスクリプションでの売上高が前年比36%伸びており、ユーザー数も予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。 今回の決算を受けてアナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の360ドルから525ドルに引き上げている。中小企業向けのCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)プラットホームのリーダーとしての長期的機会はポジティブな一方、パンデミック後のサブスクリプションの下振れと値引き、およびプロモーションについては懸念が残るとしている。 同アナリストは同社を、加速するデジタル化への移行の主要な受益者とみており、その戦略は、長期的に持続可能な成長と利益率拡大を促進するはずだと述べた。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:0.23ドル) ・売上高:2.52億ドル(予想:2.37億ドル) サブスク:2.44億ドル(予想:2.29億ドル) ・ユーザー数:10万3994件(予想:9万9950件) (1-3月・第1四半期見通し) ・1株利益(調整後):0.28~0.30ドル(予想:0.29ドル) ・売上高:2.60~2.65億ドル(予想:2.45億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):1.51~1.59ドル(予想:1.38ドル) ・売上高:11.6~11.7億ドル)(予想:10.6億ドル) (NY時間09:53) ハブスポット 509.00(+77.24 +17.89%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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