NY株式12日(NY時間12:42) ダウ平均 32653.57(+167.98 +0.52%) ナスダック 13277.92(-120.75 -0.90%) CME日経平均先物 29282(大証終比:-308 -1.05%) きょうのNY株式市場でダウ平均は6日続伸し、最高値更新が続いている。一方でIT・ハイテク株は売りを強めており、ナスダックは軟調な展開が続いている。 きょうも市場は米国債にらみの展開を見せており、米10年債利回りは一時1.64%付近まで急上昇している。今週は米消費者物価指数(CPI)や米国債入札、そして、ECB理事会など通過したが、米10年債利回りが1.5%付近でサポートされたことで、さらに上の水準を試しているようだ。 この動きにIT・ハイテク株のバリュエーションを見直す動きが続いている。市場の一部からは、米10年債利回りが1.6%を超えてくるようだと、株式の期待収益率との差(リスクプレミアム)が縮小し、株式投資に割高感が出てくるとの指摘も出ている。来週はFOMCが予定され、金利や経済見通しも公表されるが、直近の利回り急上昇を静観しているFRBがどう出てくるか注目される。 バイデン大統領が1.9兆ドルの追加経済対策に署名をしたが、ほぼ額面通りに成立したことで、市場からは今年の米成長見通しを上方修正する動きも出ている。年ベースで6.9%成長も見込まれているようだ。既に12月に成立した景気刺激策に加え、今回の1.9兆ドルの追加経済対策が加わり、さらに5月までにすべての米国民に届くであろうワクチン接種が展開されれば、絶大な効果を生むとみられている。 これまでパンデミックの影響で落ち込んでいた産業や銀行、小売、航空株などへの買いは続いている。 アルファベット(C) 2067.37(-47.40 -2.24%) フェイスブック 266.72(-7.16 -2.61%) ネットフリックス 512.94(-10.12 -1.94%) テスラ 689.45(-10.15 -1.45%) アマゾン 3075.00(-38.59 -1.24%) エヌビディア 513.36(-6.38 -1.23%) ツイッター 68.77(+0.31 +0.45%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 354.17(+2.32 +0.66%) メルク 74.28(+0.30 +0.40%) マクドナルド 212.06(+0.49 +0.23%) マイクロソフト 235.08(-2.05 -0.86%) ホームデポ 272.04(+3.19 +1.19%) ボーイング 267.75(+15.75 +6.25%) ベライゾン 55.86(+0.35 +0.63%) ビザ 224.70(-1.45 -0.64%) ハネウェル 213.76(+1.26 +0.59%) ナイキ 139.51(-1.68 -1.19%) トラベラーズ 156.13(+1.04 +0.67%) ディズニー 196.86(+0.11 +0.06%) ダウ・インク 64.17(-0.15 -0.23%) セールスフォース 212.53(-3.42 -1.58%) シスコシステムズ 48.74(-0.06 -0.12%) シェブロン 111.47(+0.28 +0.25%) コカ・コーラ 50.37(-0.09 -0.18%) ゴールドマン 347.03(+4.93 +1.44%) キャタピラー 225.90(+6.14 +2.79%) ウォルマート 132.99(+0.86 +0.65%) ウォルグリーン 52.49(+0.92 +1.78%) インテル 62.48(-0.83 -1.31%) アメックス 148.07(+0.32 +0.22%) アムジェン 229.16(-1.89 -0.82%) アップル 120.75(-1.21 -0.99%) P&G 127.92(+1.01 +0.80%) JPモルガン 155.83(+1.51 +0.98%) J&J 159.41(+0.27 +0.17%) IBM 126.97(-0.17 -0.13%) 3M 184.86(+0.29 +0.16%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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