ダウ平均は反落 本日も金融株とバイアコムCBSが売りに押される=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式29日(NY時間12:33)
ダウ平均   33054.78(-18.10 -0.05%)
ナスダック   13020.87(-117.85 -0.90%)
CME日経平均先物 29270(大証終比:+190 +0.65%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。本日も金融株とバイアコムCBSが売りに押されている。マージンコール発生に伴い200億ドル規模の保有株の売却を迫られたヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルが先週末に前代未聞の大量ブロック取引を実施した余波がきょうも市場を駆け巡っている。アルケゴスとの取引に伴いクレディ・スイスや野村証券の巨額損失も伝わる中、米金融業界へも不安が強まっている模様。

 ただ、市場からは、今回の騒動はレバレッジ取引に関して、金融業界がリスクを完全にコントロールできない可能性があることを示しているが、今回はかなり特殊ケースでもあり、規制強化につながる可能性はあるものの、市場全体への影響は小さいとの指摘も出ている。

 ダウ平均も下げて始まったものの、直ぐに下げ渋る展開が見られている。市場は引き続き、ワクチン接種の進展による米経済の回復期待が株式相場を支えているようだ。

 銀行のほかエネルギー株が下落している一方、産業株には買いも入り全体をサポートしている。

 IT・ハイテク株は売りが続いており、ナスダックは下落。

バイアコムCBS 46.03(-2.20 -4.56%)

アルファベット(C) 2036.16(+0.61 +0.03%)
フェイスブック 287.60(+4.58 +1.62%)
ネットフリックス 511.59(+3.54 +0.70%)
テスラ 603.59(-15.12 -2.44%)
アマゾン 3073.98(+21.95 +0.72%)
エヌビディア 514.40(+0.83 +0.16%)
ツイッター 62.51(+1.25 +2.04%)

ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 378.46(+1.98 +0.53%)
メルク 78.30(+0.91 +1.18%)
マクドナルド 225.86(+0.65 +0.29%) 
マイクロソフト  233.66(-2.82 -1.19%)
ホームデポ 301.22(-2.59 -0.85%)
ボーイング 251.86(+6.99 +2.85%) 
ベライゾン 58.59(+0.41 +0.70%)
ビザ 213.62(+0.09 +0.04%) 
ハネウェル  219.07(+0.54 +0.25%) 
ナイキ 132.75(-0.24 -0.18%)
トラベラーズ  152.42(-1.22 -0.79%)
ディズニー 184.41(-1.51 -0.81%) 
ダウ・インク 64.05(+0.06 +0.09%)
セールスフォース  209.14(+0.05 +0.02%) 
シスコシステムズ 52.59(+0.02 +0.04%)
シェブロン 106.70(-0.78 -0.73%) 
コカ・コーラ 53.68(+0.64 +1.21%) 
ゴールドマン  322.00(-5.40 -1.65%)
キャタピラー  228.70(-0.80 -0.35%) 
ウォルマート 135.37(+0.24 +0.18%)
ウォルグリーン 51.87(-0.19 -0.36%) 
インテル 64.41(-0.46 -0.71%)
アメックス 141.59(-2.14 -1.49%) 
アムジェン 254.68(+1.66 +0.65%)
アップル  120.94(-0.27 -0.22%)
P&G 136.71(+1.26 +0.93%)
JPモルガン 152.44(-2.65 -1.71%)
J&J 166.67(+1.74 +1.05%)
IBM 136.29(-0.09 -0.07%)
3M 195.47(+0.59 +0.30%) 

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。