NY株式12日(NY時間10:51) ダウ平均 33714.17(-86.43 -0.26%) ナスダック 13814.47(-85.72 -0.62%) CME日経平均先物 29570(大証終比:-10 -0.03%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。本日は米経済指標など特段の手掛かり材料もない中で、売り優勢で始まっている。4月に入って米国債利回りの上昇が一服しており、IT・ハイテク株も買い戻しが優勢となっているが、きょうは上げが一服。 市場は今週の大手銀を皮切りに始まる1-3月期の決算待ちの雰囲気が強まっている。大手銀については、投資銀行業務の手数料収入が合計で42%増えたとの予想も出ている。トレーディングは昨年の活況が衰えつつあるものの、ディールメーキングに加えて引当金の戻し入れが寄与しているという。また、大きく貢献した要素の1つは、第1四半期中に多数の特別買収目的会社(SPAC)が株式を公開し、その引き受け手数料が大手5行で176%増加した可能性があるという。 なお、S&P500企業の純利益は現時点で25%の増益が見込まれており、トランプ前大統領の下での減税が利益成長を急増させた2018年以来最大の伸びが期待されている。 日曜日のテレビ番組でパウエルFRB議長のインタビューが伝えられ、「米経済は変曲点にあり、今後数か月で成長が加速すると予想しているが、急速な再開が感染拡大につながるリスクもある」と述べていた。特に週明けの市場の反応は限定的となっている。 今週は3月の米消費者物価指数(CPI)と計2710億ドルの米国債入札が予定されている。米CPIは高い数字が見込まれているが、第1四半期に投資家を悩ませた利回りの上昇を再燃させるリスクも指摘されている。しかし、再燃の可能性は低いとの見方も少なくない。 アルファベット(C) 2265.26(-20.62 -0.90%) フェイスブック 309.84(-2.62 -0.84%) ネットフリックス 553.93(-1.38 -0.25%) テスラ 698.64(+21.62 +3.19%) アマゾン 3363.87(-8.33 -0.25%) エヌビディア 568.12(-7.88 -1.37%) ツイッター 69.91(-1.29 -1.81%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 376.74(+0.44 +0.12%) メルク 76.18(-0.13 -0.17%) マクドナルド 231.74(+0.26 +0.11%) マイクロソフト 255.92(+0.07 +0.03%) ホームデポ 318.67(-0.56 -0.18%) ボーイング 248.07(-4.29 -1.68%) ベライゾン 57.57(+0.08 +0.14%) ビザ 221.25(-1.27 -0.58%) ハネウェル 228.49(+1.51 +0.69%) ナイキ 135.41(-0.04 -0.03%) トラベラーズ 151.83(+0.18 +0.12%) ディズニー 185.95(-1.94 -1.04%) ダウ・インク 63.94(+0.80 +1.27%) セールスフォース 228.27(-3.01 -1.34%) シスコシステムズ 51.77(-0.32 -0.62%) シェブロン 102.66(-0.26 -0.25%) コカ・コーラ 53.28(+0.10 +0.18%) ゴールドマン 332.84(+2.03 +0.61%) キャタピラー 229.99(-0.76 -0.33%) ウォルマート 139.49(-0.29 -0.21%) ウォルグリーン 54.15(-0.01 -0.02%) インテル 67.79(-0.47 -0.70%) アメックス 146.94(-0.84 -0.57%) アムジェン 248.10(-0.80 -0.32%) アップル 131.26(-1.74 -1.33%) P&G 136.42(+0.05 +0.04%) JPモルガン 156.09(-0.19 -0.12%) J&J 161.01(-0.24 -0.15%) IBM 134.18(-1.55 -1.15%) 3M 198.11(+0.11 +0.06%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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