エヌビディアとＡＭＤの買い目立つ　両社ともアナリストが高評価＝米国株個別

　きょうはＩＴ・ハイテク株への買いが強まっているが、その中でもエヌビディアとＡＭＤへの買いが目立っている。両社ともアナリストの高評価が伝わっている。エヌビディアは格付けを従来の「買い」から「強い買い」に引き上げ、目標株価も７５０ドルに引き上げた。短期および長期の両面での成長見通しに高い確信を得ているという。

　エヌビディアは今週、インテルが独占しているＣＰＵ市場への参入を発表していたが、同社のサーバーマイクロプロセッサーへの移行は、既存の市場に依存するだけではなく、多角的な成長を可能にするイニシアチブだと指摘した。

　また、同アナリストはＡＭＤのカバレッジを開始し、投資判断を「買い」、目標株価を１００ドルとした。「インテルと比較して持続的な技術優位性があると確信している」とし、現在の株価は魅力的と言及している。

　ＡＭＤについてはまた、別のアナリストが投資判断の「買い」と１２０ドルの目標株価を維持している。インテルはファブレス化、エヌビディアはサーバーマイクロプロセッサーへの移行を計画しているが、それがＡＭＤのモメンタムを後退させることはないと指摘。ＡＭＤ株のパフォーマンスは今年に入って同業他社を下回っており、モメンタムがあまりにも低下しているという。

（NY時間15:28）
エヌビディア　644.15（+33.07　+5.41%）
ＡＭＤ　83.00（+4.45　+5.66%）
インテル　64.87（+0.68　+1.05%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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