J&Jが上昇 EMAが恩恵はリスクを上回ると評価=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ジョンソン&ジョンソン(J&J)が上昇。同社は1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、通期の売上高見通しが予想を下回ったことから株価は下落して始まった。

 ただ、その後に欧州医薬品庁(EMA)が同社製ワクチンの評価を発表しており、「血栓の関連性あり得るとしたものの恩恵はリスクを上回る」と使用継続を許可している。このニュースを受けて株価は上昇に転じている。

(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.59ドル(予想:2.34ドル)
・売上高:223.2億ドル(予想:219.8億ドル)
  レミケード:7.77億ドル(予想:8.36億ドル)
  ステラーラ:21.5億ドル(予想:21.3億ドル)
  ザイティガ:6.38億ドル(予想:6.15億ドル)
  イグザレルト:5.89億ドル(予想:5.47億ドル)
  イムブルビカ:11.3億ドル(予想:11.7億ドル)
  医療機器:65.8億ドル(予想:63億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.42~9.57ドル(予想:9.50ドル)
・売上高:906~916億ドル(予想:921.9億ドル)

(NY時間10:25)
J&J 165.27(+2.58 +1.58%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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