東京株式(寄り付き)=大幅続落、新型コロナ感染拡大を嫌気

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 21日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比440円安の2万8660円と大幅続落。

 世界的にリスクオフの地合いとなるなか、足もと日経平均は大きく下値を試す展開を余儀なくされている。前日の欧州株市場が総じて大幅安となったほか、米国株市場でもNYダウをはじめ主要株3指数が揃って続落、これを受けて東京市場も主力株を中心に広範囲に売りが波及している。国内では大阪府などでの緊急事態宣言要請の動きなど、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が強まっているが、世界的にもインドや南米など新興国で新型コロナ感染者数の増加傾向が確認されており、グローバル経済への影響が懸念される状況にある。国内では今後企業の決算発表が本格化するなか買い手控えムードが強く、押し目買いの動きも限られそうだ。

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