NY株式22日(NY時間10:59) ダウ平均 34042.16(-95.15 -0.28%) ナスダック 13982.02(+31.80 +0.23%) CME日経平均先物 29145(大証終比:+25 +0.09%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。前日は景気回復期待から小型株中心に買い戻しが優勢となり、ダウ平均も300ドル超反発していた。その動きを見て、再び上昇相場への復活も期待されたが、いまのところ、その期待は後退しているようで、米株式市場は調整ムードが続いている 景気回復への期待は根強いものの、すでに株式市場はそれを織り込んでおり、次の買い材料を探している状況。そのような中で、好材料への反応は鈍く、逆にネガティブな材料に反応しやすい雰囲気になっているとの声も聞かれる。変異株による感染が再び拡大する中で、株式市場も上値に慎重になっている模様。 この日の米経済指標はまちまちの内容で、米新規失業保険申請件数は改善を見せたものの、米中古住宅販売件数は2カ月連続の減少となっていた。株式市場は米新規失業保険申請件数よりも米中古住宅販売件数により敏感に反応していた。 取引開始前にサウスウエスト航空やアメリカン航空といった航空株の決算が発表されていたが、第2四半期に強気な見方を示していた。サウスウエスト航空は旅行に伴う予約が増加しており、6月までは、横ばいないしは改善の可能性に言及。一方、アメリカン航空は、キャッシュフローが第2四半期に黒字に転換する見通しを示していた。一方、AT&Tが好調な決算を発表し、きょうは商いを伴って上昇。 決算は堅調な内容が相次いで報告されており、S&P500企業の90%は予想を上回る決算を発表するのではとの見方も出ている。ただ、株価はそれを既に織り込んでおり、数字の割には全体的に反応は鈍い印象もある。 本日はインテルやマテル、シーゲイトが引け後に発表予定。 サウスウエスト航空 62.57(+0.53 +0.85%) アメリカン航空 20.90(-0.12 -0.55%) AT&T 31.31(+1.20 +3.99%) アルファベット(C) 2299.63(+6.34 +0.28%) フェイスブック 301.68(+0.21 +0.07%) ネットフリックス 501.40(-7.50 -1.47%) テスラ 742.28(-1.84 -0.25%) アマゾン 3366.22(+4.20 +0.12%) エヌビディア 612.02(-2.40 -0.39%) ツイッター 66.76(-0.57 -0.85%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 397.18(-1.63 -0.41%) メルク 78.35(-0.88 -1.11%) マクドナルド 233.11(+0.85 +0.37%) マイクロソフト 261.10(+0.52 +0.20%) ホームデポ 323.68(-2.27 -0.70%) ボーイング 236.73(+0.81 +0.34%) ベライゾン 57.41(-0.73 -1.26%) ビザ 230.05(+2.60 +1.14%) ハネウェル 230.36(-0.14 -0.06%) ナイキ 129.19(-0.71 -0.55%) トラベラーズ 154.56(-2.82 -1.79%) ディズニー 183.41(+0.30 +0.16%) ダウ・インク 61.50(-3.32 -5.12%) セールスフォース 232.94(+2.38 +1.03%) シスコシステムズ 52.02(+0.09 +0.17%) シェブロン 101.64(-1.09 -1.06%) コカ・コーラ 54.68(+0.07 +0.13%) ゴールドマン 333.59(-1.68 -0.50%) キャタピラー 231.40(-1.06 -0.46%) ウォルマート 141.08(-0.12 -0.08%) ウォルグリーン 53.10(-0.93 -1.72%) インテル 63.00(-0.70 -1.10%) アメックス 147.81(+0.63 +0.43%) アムジェン 257.34(-1.30 -0.50%) アップル 133.96(+0.46 +0.34%) P&G 135.16(-0.82 -0.60%) JPモルガン 149.00(-1.54 -1.02%) J&J 165.82(-0.77 -0.46%) IBM 142.44(-1.11 -0.77%) 3M 201.56(+0.68 +0.34%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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