アジア株は上昇、米株高を好感 豪州株は上値重い、NSW州一部地域でロックダウン デルタ株への警戒感強まる 東京時間10:57現在 香港ハンセン指数 29013.61(+131.15 +0.45%) 中国上海総合指数 3568.14(+1.49 +0.04%) 台湾加権指数 17569.02(+161.06 +0.93%) 韓国総合株価指数 3310.98(+24.88 +0.76%) 豪ASX200指数 7295.20(+19.93 +0.27%) アジア株は総じて上昇、前日の米株高を好感しているもよう。バイデン米政権が1兆ドル規模のインフラ投資計画で、超党派上院議員グループと合意したことを受け、きのうのダウ平均は300ドル超上昇した。 香港株は約3週間ぶり高値、2万9000ポイント台をしっかり乗せている。医療品やハイテク、消費者サービス関連など幅広い銘柄が買われている。 台湾株は約2カ月ぶり高値をつけている、TSMCなどハイテク関連が総じて上昇。上海株は前営業日終値を挟んで推移、米中関係悪化が重石。 豪州株は上昇も上値の重い展開。NSW州で感染力が強いとされているデルタ株が広がっていることが懸念されているもよう。ニューサウスウェールズ州の州都シドニーの4地区(ウラーラ、ウェイバリー、ランドウィック、シドニー)で7月2日までのロックダウン実施が決定した。生活に必要不可欠なこと以外での外出は禁止になる。家を出ていいのは、家で出来ない場合の仕事や教育、運動、介護、必需品の購入のみとなる。同州での新規感染者数はきょう再び急増、22人の新規感染者が確認された。また、農林大臣がコロナに感染したほか、保健相が濃厚接触者の可能性があるとして自主隔離に入るなどしており、州議会でウイルスが蔓延する可能性も懸念されている。
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