アップスタートが上昇　アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジ開始＝米国株個別

　人工知能(ＡＩ)を活用した融資プラットフォームを手掛けるアップスタート＜UPST＞が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始したことを好感している。目標株価は１４７ドルで、先週末終値よりも２２％高い水準を示唆。

　同社のＡＩは、より良い借入選択や価格効率、および、低ローン金利を提供する能力を可能にし、長期に渡ってより良いリスク調整後のリターンを実現するという。目標株価についは、この先の企業価値（ＥＶ）／売上高の１６倍をメドに算出しており、現在は２２年の推計ＥＶ／売上高の１３．５倍で取引されているとしている。

　また、同社が新たに銀行とのパートナー契約を結び、更に消費者ローン市場の回復、そして、自動車ローン市場参入のために買収したプロダジィ・ソフトウエアの恩恵を受けることができれば、業績は短期的に上向きのリスクがあるとも指摘している。

（NY時間10:58）
アップスタート＜UPST＞　126.56（+6.56　+5.47%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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