NY時間の午後に入ってユーロドルは買い戻しは一服しているものの1.18ドル台前半での推移が続いている。きょうは買い戻しが出ているものの更に上値を追う動きには乏しい印象。前日は1.17ドル台に下落し、下値警戒感を強めている。本日の21日線が1.1880ドル付近に来ており、目先の戻りメドとして意識されるが、上値抵抗も強そうだ。 きょうはパウエルFRB議長の議会証言を受けて、米国債利回りの低下と伴にドル安が優勢となっている。市場では今週の消費者物価指数(CPI)が強い内容だったことで、パウエル議長も若干タカ派色を見せるのではとの期待もあっただけに、ドルにある種の失望売りが出ているようだ。議長は質疑応答で「インフレリスクに性急に対応するのは間違い。失業率は3.5%に低下できると考える」と述べていた。全体的にはインフレよりも雇用回復を重視した慎重な印象が強い。 一方、ECBも慎重姿勢を強めており、市場は、ECBの利上げはFRBや英中銀よりも遅くなるとの見方を強めており、ユーロを圧迫している。きょうはシュナーベルECB専務理事(ドイツ)の発言が伝わっていたが、最近のインフレの動きは遥かに良い方向に向かっており、一部の見方よりも目標達成に近いかもしれないと言及する一方で、政策引き締めまでには時間かけ、拙速な変更は避けるべきだとの認識も示していた。 EUR/USD 1.1827 EUR/JPY 130.11 EUR/GBP 0.8536 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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