アジア株 香港株は続伸、月間ベースで1998年以来の大幅な上げ ゼロコロナ脱却に一歩前進 東京時間14:08現在 香港ハンセン指数 18281.95(+77.27 +0.42%) 中国上海総合指数 3156.50(+6.75 +0.21%) 台湾加権指数 14823.31(+113.67 +0.77%) 韓国総合株価指数 2456.92(+23.53 +0.97%) 豪ASX200指数 7279.00(+25.69 +0.35%) アジア株は軒並み上昇、中国のゼロコロナ政策脱却期待が支え。 きのうの中国保健当局の会見内容はやや期待外れだったものの、中国政府がゼロコロナ政策脱却に向け一歩前進しているとマーケットは判断したもよう。中国の新規感染者は2日続けて前日比で減少したことで、ピークアウト期待も高まっている。先週末に主要都市で行われた抗議活動が沈静化したことも買い安心感につながっているもよう。 香港株は続伸。今月は約24%上昇し、1998年10月以降で最大の上げを記録して終える勢い。自動車や通信サービス、エネルギー関連の一角が上昇している。 ただ、中国の感染者数は依然として最高水準にとどまっている。首都北京市の新規感染者数は29日に過去最多を更新、上海市でも前日比で増加した。これから冬本番、年末年始、さらには旧正月を控えており、感染が再拡大する可能性は十分にある。 長引くゼロコロナ政策を受け、11月の中国製造業PMI、非製造業PMIともに今年4月以来の水準に落ち込んだ。IMFは中国の経済成長率予測を下方修正する必要があるかもしれないと指摘している。
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