アジア株まちまち 米政府閉鎖が正式に終了、今後の大量データに警戒 目先は9月雇用統計 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 26805.20(-117.53 -0.44%) 中国上海総合指数 4017.94(+17.80 +0.44%) 台湾加権指数 27982.95(+35.86 +0.13%) 韓国総合株価指数 4172.38(+21.99 +0.53%) 豪ASX200指数 8741.60(-57.93 -0.66%) インドSENSEX30種 84575.56(+109.05 +0.13%) アジア株は高安まちまち。 トランプ米大統領が「つなぎ予算案」に署名、米政府閉鎖が正式に終了した。ホワイトハウスは連邦職員に対し13日に職場復帰するよう指示。BLSは延期されていた統計の新たな発表日程を数日以内に発表する見通しで、一部統計は2カ月分にまとめて発表する可能性があるという。10月分の雇用統計と消費者物価指数は公表されない見通し。 ひとまず市場には安堵感が広がっている一方で、来週以降、続々と公表される米経済統計への警戒感が高まっている。目先はやはり雇用統計だろう、9月分でデータが古いとは言え、弱い内容であれば米積極利下げ観測が高まるだろう。ただ、弱すぎる内容であれば米景気減速懸念が高まり株式市場にもマイナスとなる。 なお、9月雇用統計は来週初めに発表される可能性が高いが、あすにも発表される可能性もあるため注意が必要だ。 上海株は0.44%高、素材関連が総じて上昇している。中国「独身の日」消費回復を受け生活必需品や消費者サービスの一角も上昇している。 豪州株は0.66%安、一時8月以来の安値をつけた。豪中銀の12月利下げ期待がほぼ消滅。 豪州10月の雇用統計は失業率が4.3%と前回4.5%から低下、市場予想の4.4%も下回った。雇用者数は4万2200人増と市場予想の2倍以上の増加となった。豪中銀が近く利下げを行う可能性はなさそうだ。
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