アジア株 香港株は下落、原油上昇によるインフレ加速を警戒 米利上げ継続の思惑 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 20295.56(-104.55 -0.52%) 中国上海総合指数 3291.06(+18.20 +0.56%) 台湾加権指数 15868.06(休場) 韓国総合株価指数 2472.57(-4.29 -0.17%) 豪ASX200指数 7216.00(+38.25 +0.53%) インドSENSEX30種 58983.04(-8.48 -0.01%) アジア株はまちまち。前週末の米株大幅高やアジア市場での原油先物急騰が好感されている一方で、原油が上昇することで物価上昇圧力が高まり、米当局が利上げを続けるのではないかとの見方が広まっている。欧米金融不安が依然としてくすぶっている中、米当局が金利を引き上げ続ければ、景気後退に陥る恐れがある。OPECプラスの突然の減産表明を受け、原油価格は時間外で急騰。一時、1バレル=81ドル台に乗せた。 香港株は0.52%安、米利上げ継続懸念が再燃。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。 バイドゥや美団、レノボな、アリババ、シャオミ、JDドットコムなどハイテク関連が総じて下落している。医療品や金融株の一角も下落している。一方、原油高を受け中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連は軒並み上昇。中国海外発展や華潤置地など不動産株も堅調。 カジノ運営会社のサンズチャイナは6.3%高と急騰、ギャラクシーエンターテイメントも5.3%高。マカオの3月カジノ売上高が前年同月比で246%増となったことが材料視されている。 上海株は0.56%高、景気回復期待の買いが続いている。中国紙は相次いで中国の景気回復力の力強さを強調する記事を掲載。証券日報は中国の成長率は第1四半期に4.0%前後になると予想していると専門家の意見を報じた。 台湾市場は5日まで休場。
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