アジア株 上海株は9カ月ぶり高値 景気回復を楽観視した買い継続 不動産市場が低迷から脱却 東京時間11:06現在 香港ハンセン指数 20470.94(+32.13 +0.16%) 中国上海総合指数 3355.76(+17.61 +0.53%) 台湾加権指数 15911.51(-17.92 -0.11%) 韓国総合株価指数 2566.66(-4.83 -0.19%) 豪ASX200指数 7380.40(+18.82 +0.26%) アジア株はまちまち。 上海株は0.53%高、売り優勢で始まったがすぐにプラス圏を回復。中国景気回復に対する楽観的な見方が続いており、昨年7月以来の高値をつけている。生活必需品や医療品、消費者サービス関連、エネルギーなど幅広い銘柄が買われている。 中国3月の新築住宅価格は2カ月連続で上昇し、2021年5月以来の高い伸びを記録した。政府による支援策を受け不動産市場が低迷から脱却、順調に回復している。 香港株は0.16%高。米利上げ継続懸念から売り優勢で始まったが、上海株の上昇を受けプラス圏を回復している。 先週末のウォラーFRB理事とアトランタ連銀総裁のタカ派発言や、米ミシガン大調査インフレ期待の急上昇を受け、米利上げ継続懸念が再燃されている。もっとも5月で米利上げ打ち止めで、6月以降の利上げはないとの見方は変わらず。 サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連が上昇。 香港当局は3月に香港を訪れた旅行客数が前月比68%増加し、延べ245万人に上ったと発表した。200万人を超えるのは2020年1月以来。なお、中国本土からの旅行が全体の80%を占めた。
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