アジア株 上海株は変わらず、GDPに対する反応は限定的 香港株は0.6%安、米利上げ継続懸念

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株は変わらず、GDPに対する反応は限定的 香港株は0.6%安、米利上げ継続懸念

東京時間11:18現在
香港ハンセン指数   20646.54(-135.91 -0.65%)
中国上海総合指数  3382.99(-2.62 -0.08%)
台湾加権指数     15937.08(-26.47 -0.17%)
韓国総合株価指数  2570.15(-5.76 -0.22%)
豪ASX200指数    7363.30(-18.21 -0.25%)

アジア株は軟調。

香港株は0.65%安、米利上げ継続懸念が高まっている。NY連銀製造業景況指数が予想外のプラスになったことから、5月で米利上げ打ち止めとの見方が変わりつつある。利上げ継続に加え、年内の利下げ観測も後退している。また前日に約6週間ぶり高値をつけたことから利益確定の売りも出ている。消費者サービスやハイテク関連が軒並み下落している。
バイドゥは1.7%安、シティによる投資判断引き下げが嫌気されている。シティは中国のマクロ経済回復の鈍化が同社の広告およびクラウド事業に影響を与えているとして、目標株価を2.6%引き下げた。

上海株は前営業日終値付近で推移。GDPを受け一時プラス圏を回復する場面があったが買いは続かず。約9カ月ぶり高値圏にあることから調整売りに押されている。きょう発表された中国第1四半期GDPは前年比+4.5%と予想を上回る結果となった。
コミュニケーションサービスや医療品、公共事業関連が下落。一方、保険や銀行など金融株の一角は上昇している。

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