アジア株はまちまち、次の材料待ちの展開 上海株は続落、高値警戒感から調整売りに押される 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 20382.69(+14.93 +0.07%) 中国上海総合指数 3346.90(-23.23 -0.69%) 台湾加権指数 15751.89(-18.58 -0.12%) 韓国総合株価指数 2561.29(-13.79 -0.54%) 豪ASX200指数 7375.60(+10.06 +0.14%) インドSENSEX30種 59644.45(+76.65 +0.13%) アジア株はまちまち、次の材料待ちの展開。 香港株は前営業日終値を挟んで推移。龍湖集団や碧桂園控股など不動産株が下落している。香港政府が不動産規制廃止要請を却下したことが引き続き懸念されている。不動産業界は回復の兆しがいまだ見えておらず苦戦しているとして、政府に不動産規制を徐々に終了するよう呼びかけていた。ただ、政府は不動産投機売買を避けるため同規制はまだ必要だと判断した。 カジノ関連は上昇。サンズチャイナは3.3%高、第1四半期(米国会計基準)の売上高が前年同期比130%超増加したことが好感されている。JPモルガンはサンズチャイナの決算内容を「全体として非常に好調」と評価、今年と来年の大幅な業績改善を予想。投資判断「オーバーウェイト」を維持した。また、マカオの第1四半期のカジノ売上高が前年同期比95%増となったことも引き続き材料視されている。ギャラクシーエンターテイメントも0.8%高と堅調。 上海株は続落、9カ月ぶり高値圏にあることから調整売りに押されている。NY原油安が嫌気されており、中国石油天然気や中国石油化工などエネルギー関連が総じて下落している。金やアルミ、銅、鉄鋼など素材関連も軒並み下落。
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