アジア株 上海株は上昇、3400台にしっかり乗せる 規制当局が不動産仲介業者に対し手数料引き下げを指示 東京時間14:09現在 香港ハンセン指数 20184.43(-112.60 -0.55%) 中国上海総合指数 3408.14(+13.14 +0.40%) 台湾加権指数 15699.42(-0.15 0.00%) 韓国総合株価指数 2511.74(-1.47 -0.06%) 豪ASX200指数 7259.10(-17.39 -0.24%) インドSENSEX30種 61985.11(+220.86 +0.36%) アジア株はまちまち。 上海株は0.40%高、約10カ月ぶりに3400ポイント台を回復。規制当局が不動産仲介業者に対し、不当に高いサービス料金を請求してはならないとして、住宅の販売と賃貸の手数料を引き下げるよう指示したと新華社が報じている。同報道を受け不動産開発会社の北京城建投資発展は値幅制限いっぱいの10%高。信達地産は5.0%高、浙江中国軽紡城集団は4.0%高、北京電子城高科技集団は3.8%高。浙江中国小商品城集団、北京電子城高科技集団、金地集団はは3.6%高。 また、メーデー連休中の消費回復が引き続き材料視されているほか、中国紙が当局は中小企業と製造業に対し支援策を強化する必要があると掲載したことも好感されている。 香港株は反落、あすの米消費者物価指数を前に利益確定売りに押されている。あすの米CPIの内容次第では米追加利上げ観測が浮上する可能性もある。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、米FRBが追加利上げ実施なら香港当局も基準金利を引き上げる。 医療品や消費者サービス関連が下落している一方、中国石油天然気などエネルギー関連は軒並み上昇している。また中国の不動産に関する報道を受け、中国海外発展や碧桂園控股、龍湖集団など不動産株も買われている。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。