プラチナ午前=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル安一服を受けて上げ一服となったが、金堅調を
受けて押し目を買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが23円安〜48円高、プラチナミニ
が25.5〜45.5円高、プラチナスポットが36円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4915枚、プラチナミニが556枚、
プラチナスポットが1348枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金急伸が支援】
 プラチナはドル安や金急伸が支援要因になった。パウエル米連邦準備理事会(FR
B)議長が政策決定を「慎重に進める」と述べた。一方、上海プラチナの出来高が増加
し、中国勢の押し目買いが入った。ただ中国の不動産開発大手、碧桂園(カントリー・
ガーデン)の社債権者は、同社が1500万ドルの利払いを履行できなかったことを受
け、会社側との緊急協議を求めた。債務不履行(デフォルト)となるかどうかも確認し
たい。
 プラチナ先限は夜間取引で4293円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=149円台後半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の889.50ドルから、ドル安一服を
受けて軟調となったが、金堅調を受けて885ドル台で押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは892.25ドル、パラジウムが1111.83ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが881.30ドル、パラジウムが
1113.50ドル。
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