本日のユーロドルは戻り売りに押されており、1.05ドル台に再び下落している。本日の21日線が1.0570ドル付近に来ているが、その水準に再び顔合わせしている。10月に入ってからのユーロドルはリバウンド相場への期待も高まっていたが、やはり上値は依然重い印象となっている。 きょうは10月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の速報値が発表され、総合指数は前年比2.9%、コア指数は予想よりも若干上回ったものの、4.2%と前回からは鈍化している。総合指数はエネルギーと食品価格が数字を予想以上に押し下げた。 ECBにとって、これは間違いなく良いニュースだが、恐らくコアの方が現状をより正確に反映しており、ECBが持続可能な方法でインフレを抑制するために、まだ仕事を抱えていることを反映している。特にエネルギー価格はまだ不安定で、今後数カ月間の前年のベース効果はあまり期待できない。ECBが景気を下支えするために利下げを検討するまでには、まだ時間が必要そうで、利上げは終了したとしても、長期間の高金利維持の姿勢はなお続きそうだ。 *ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(10月)19:00 結果 0.1% 予想 0.3% 前回 0.3%(前月比) 結果 2.9% 予想 3.0% 前回 4.3%(前年比) 結果 4.2% 予想 4.1% 前回 4.5%(コア・前年比) EUR/USD 1.0566 EUR/JPY 160.28 EUR/GBP 0.8709 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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