ゴム市況＝ＲＳＳ３号は総じて下落、４月限は終盤に下げ幅を縮小

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
    　             ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
　  2023/11　　  　 2024/04　   　 2024/10        2023/11     　2024/11
　253.8 +2.3    257.9  - 0.7   268.0   0.0    218.0   0.0   220.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　１月限  　14,155　　-105　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて下落。寄り付きは、上海ゴム夜間安や１ドル＝１４９円台
の円高を嫌気して、売りが先行。売り一巡後は、様子見気分が強まり、もみ合いとな
り、正午前に先限は１．３円安で推移。午後は閑散商いのなか、安もちあいで推移後、
終盤に下げ幅を縮小し、０．７円安で引けた。
　１１月当限が唯一、買い優勢となり、２．３円高も２番限以降への影響は限定的。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．５円安〜２．３円高、活発限月の４月限は同
０．７円安の２５７．９円、期先１０月限は同変わらずの２６８．０円、総出来高は
９７３枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同変わらず。
【４月限は売り優勢も複数のテクニカル指標は強気維持】
　期中４月限は２５５．８円まで下落。２日の安値２５５．５円が支持線ながら売り優
勢で推移。閑散商いで積極的に買い拾う動きは感じられず。ただし２１日移動平均線
（２５４．８円）は上向き。１４日の相対力指数（ＲＳＩ）は５８台で強気を維持な
ど、複数のテクニカル指標は強気を維持。
　日経平均株価の大幅高、上海総合指数の堅調に推移は支援材料となる一方、上海ゴム
の３ケタ安、原油相場が軟調に推移、円相場が１ドル＝１４９円台半ばで高もちあいで
推移したことは弱材料だ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は期近２月限のみの約定で０．４セント安。ＴＳＲ
２０は売り優勢で軟調に推移後、下値を切り上げ、小幅安となり、０．４〜０．２セン
ト安。

　上海ゴムは下落。中心限月の１月限は、夜間取引から売り優勢となり、１３０元安の
１万４１３０元で夜間取引を終えた。日中取引に入っても、幾分、下げ幅を縮小も売り
優勢で推移。１１５元安の１万４１４５元で午前の取引を終えた。午後に入り下値堅く
推移も１００元超の下落で推移。

MINKABU PRESS

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