アジア株 まちまち、香港株は大幅反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   17832.82(-246.18 -1.36%)
中国上海総合指数  3050.93(-21.91 -0.71%)
台湾加権指数     17171.18(+42.40 +0.25%)
韓国総合株価指数  2488.18(+1.51 +0.06%)
豪ASX200指数    7058.42(-47.49 -0.67%)
インドSENSEX30種  66190.44(+514.51 +0.78%)

 16日のアジア株は、まちまち。上海株や香港株は下落。米中首脳会談ではこれまで途絶えていた軍事対話を再開することなどで合意した。ただ、市場が期待したような経済や貿易面での進展はあまりみられず、失望感につながったもよう。中国の10月の新築住宅価格が前月から低下したことや米国株価指数先物が時間外取引で下落したことも圧迫要因となった。
   
 上海総合指数は反落。銀行大手の中国農業銀行、銀行大手のバンク・オブ・チャイナが買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、医薬品メーカーの石薬集団、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、石油・ガス会社のオリジン・エナジーが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、不動産開発のセンターグループが売られた。

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