[11月27日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 11月20日〜11月24日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,400 39,700(24) 39,220 (22) 39,650 +330 ====================================== <シカゴ>22日終値 前週末比 |<週間統計データ> (11月16日まで) 23/12 468.75 +1.75 |週間輸出検証高:55万3,899トン 24/ 3 487.75 +2.50 |週間輸出成約高:24日に発表 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 149.27円 前週末比 1.30円の円高 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし先限は3万9180〜3万9950円をどちらに放 れるかに注目。セオリー通り放れた方向に動くと予想。シカゴコーンは小麦が安値模索 となっていることは圧迫要因。投機家が大幅な売り越し状態にあるが、期近12月限 は480セントが買い戻しポイントとした。 【先限はレンジ上限を目指しそうな気配】 とうもろこし先限はレンジ相場を継続。一時、円相場が1ドル=147円台前半まで 急上昇したが、3万9220円で下げ渋り、下値堅く推移した。24日の午後に入り、 3万9700円の高値をつけ、3万9650円で堅調に引けた。 今月15日以降、今月14日の取引レンジである3万9180〜3万9950円内で の高下を強いられている。24日の上昇でチャートは下値を切り上げ、日足が3日連続 の陽線引け。レンジの上限を目指しそうな気配はある。当面は下落基調にある25日移 動平均線(3万9760円)を上え抜くことできるかに注目。25日移動平均線超えか ら4万円を目指すと買い戻しで4万円から一段高となる可能性あり。 新規材料不足のため、新規売買が見送られ、1日の出来高が50枚に満たない日が続 き、流動性が低下している。小口の売買で乱高下するリスクがあり、ストップロスの順 守などのリスク管理が必要だ。 【シカゴコーンはもみあい、投機家は買い戻しポイントを480セントに設定か】 シカゴコーンは安値圏でもみあい。小麦の安値圏で低迷が戻りの足かせだが、大豆の 上伸が支援材料。中心限月の期近12月限は、17日以降は概ね465〜475セント のレンジを相場を形成。大口投機家の売り越し幅は9万枚台まで減少した可能性がある が、大幅な売り越し状態に変わりはない。投機家は買い戻しポイントを480セントに 設定しているとみられる。 米国産コーンの収穫が終わり、アルゼンチン、ブラジル産地の天候が材料視されやす い状況に変わりないが、小麦相場の動向にも引き続き、材料視されであろう。なお12 月の米農務省(USDA)の月例需給報告は8日に発表される。 【当面の予定(イベント・経済統計)】 27日 中国工業利益 2023年10月(国家統計局) 米新築住宅販売 2023年10月(商務省) 建玉明細報告(CFTC) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 収穫進度報告(USDA) 28日 米ケース・シラー住宅価格指数 2023年9月(S&P) 米消費者信頼感指数 2023年11月(カンファレンスボード) 29日 政策金利公表(NZ準備銀行) 独消費者物価指数 2023年11月速報(連邦統計庁) 米国内総生産 2023年7-9月期改定値(商務省) 米卸売在庫 2023年10月速報値(商務省) 米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 30日 鉱工業生産指数 2023年10月速報(経済産業省) 小売業販売額 2023年10月速報(経済産業省) ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所) 中国製造業購買担当者景況指数 2023年11月(中国物流購買連合会) 中国非製造業購買担当者景況指数 2023年11月(中国物流購買連合会) ユーロ圏消費者物価指数 2023年11月速報(EUROSTAT) ユーロ圏雇用統計 2023年10月(EUROSTAT) 米個人所得・支出 2023年10月(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) シカゴ購買部協会景気指数 2022年11月(シカゴ購買部協会) 米中古住宅販売仮契約指数 2023年10月(全米不動産協会) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 1日 労働力調査(失業率) 2023年10月(総務省) 中国製造業購買担当者景況指数 2023年11月(財新) 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2023年11月確報(Markit) 米製造業景況指数 2023年11月(ISM) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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