−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 455.50 456.75 450.25 451.50 - 4.00 2024/03 475.25 476.75 471.00 473.50 - 1.75 2024/05 487.00 488.50 483.75 486.00 - 0.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 564,212 472,586 1,342,392 (- 31,401) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月4日−12月8日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近が続落。終値の前営業日比は4.00セント安〜2.00セント高。 期近限月の3月限は1.75セント安の473.50セント。 大豆の堅調な足取りが手掛かりとなって一部、買い優勢となった限月も見られたが、 米国の23/24年度需給緩和が見込まれるなか、収穫進展に伴う供給量の増加が弱材 料視されて安値圏で低迷した。 3月限は475.25セントで取引を開始した後、欧州の時間帯の時間外取引を終え るまでは474.75〜476.75セントの狭いレンジで高下したが、シカゴの時間 帯を迎えると急速に軟化し471セントの安値まで一気に値を落とした。売り警戒から 買い戻されて475セントまで戻す場面も見られたが、ここで上げつかえてもちあいに 転じ、マイナス圏のまま引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 引き続き生育中のコーンおよび大豆にとって水分過剰な状態が続いている。特にパラ ナ州でその傾向が強い。ただ、リオグランデドスル州では今週は雨が止んでおり、土壌 水分が流れ出るリスクが低下している。ただ、週末には再びまとまった雨量を伴う降雨 になるもよう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 散発的な降雨が発生。この週末にも降雨が発生する見通しで、大豆、コーンの生育に とって好天が見込まれる。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この数日は降雨は発生しなかったが、28〜29日にかけて降雨が発生。今後も11 月30日から12月1日にかけて、そして12月2日〜3日にかけて降雨が続くだろ う。一部地域では翌週も降雨になるもよう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 先週から今週序盤にかけて降雨は発生していないが、28日以降は週末にかけて雨が ちな天気が続く見込み。これに伴い土壌水分の回復と同時に、生育に適した状態への改 善が見込まれる。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 この週末に降雪となった後で気温が低下しているが、週末にかけて次第に気温は上昇 していく見通しで、これに伴い雪も解けていく見込み。また、雪解けにより土壌水分の 回復が促されることが期待される。 シカゴ小麦は大幅反発。前日に大きく値を落として一代の安値を更新した後の修正が 入って買い戻された。米利上げ終了観測を受けたドル売りの動きも買いを支援した。 期近限月の3月限は前日比11.00セント高の572.00セントで終了した。 今日の材料 ・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では雨がちな天気が続く。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では降雨により土壌水分が改善。 ・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。 MINKABU PRESS
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