再送[今日の視点]とうもろこし=先限は夜間取引の反発の流れを引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、8日のシカゴコーンは総じて小幅安となったが、1ドル=144円
台後半の円安が支援材料となり、先限が夜間取引で買い先行となった流れを引き継ぎ
か。シカゴコーン期近3月限と円相場1ドル=145円からの換算値は50円高。
 とうもろこし先限は夜間取引で380円高の3万9280円まで反発し、そのまま夜
間取引を終えた。出来高は6枚のみ。8日に3万8780円まで下落し、下放れとなっ
たが、あっさりと3万9000円台を回復した。ただし8日の高値3万9410円手前
で戻りを抑えられており、上値が切り下がるチャートに変わりはなく、大局駅にチャー
トからは弱気。日中取引で3万9050円を下回って引けると、日足は3日連続で陰線
引けとなる。
 8日のシカゴコーンは総じて小反落。米農務省(USDA)発表の月例需給報告で
23/24年度の米国産コーンの期末在庫率が上方修正となったこと、ブラジル、アル
ゼンチン産の生産高が据え置かれたことが弱材料となり、概ね優勢。期近3月限は
484セントで下げ渋り、485.50セントで引けた。売り優勢ながらも下値は堅く
推移。480セント台中心としたレンジ相場でクリスマス休暇に向かいそうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万9200〜3万9300円。本日の日
中取引の予想レンジは3万8950〜3万9350円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 マネーストック 2023年11月(日本銀行)
◆ イギリス ◆
【経済】09:01 住宅価格指数 2023年12月(ライトムーブ)
◆ アメリカ ◆
【農産】12/12 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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