前週は70ドルの節目を挟んで売買が交錯する展開になった。根強い需要不安を背景 に、一時67.71ドルまで値下がりし、下値切り下げ傾向が支持された。しかし、米 連邦公開市場委員会(FOMC)後は2024年の積極的な利下げ期待、そして株高・ ドル安圧力を織り込む動きがみられ、71ドル台まで切り消す展開になった。ただし、 改めて本格的に上値を買い進むような動きはみられず、明確な方向性は打ち出せていな い。 今週も安値圏で揉み合う展開が続こう。70ドル割れに対しては下げ過ぎ感が強く、 ここから更に大きく値を崩す必要性は乏しい。特に株高・ドル安圧力が維持されると、 クリスマス前に安値修正の動きが強まる可能性がある。一方で、根強い需要不安、非石 油輸出国機構(OPEC)プラスの増産圧力に対する警戒感も強く、先高感は乏しい。 米在庫統計などが注目されるが、上下双方に決定打を欠く展開になろう。 予想レンジは68.00〜74.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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