中東情勢に関して強弱材料が交錯している。武装組織フーシ派の攻撃で紅海などの船 舶航行リスクが高まる中、海運各社はスエズ運河の利用を断念し、アフリカの喜望峰沖 のルートに切り替えている。一方、米国など多国籍の治安維持活動を受けて、紅海の航 行を再開する海運会社も現れ始めている。まだ航行を再開できる状況にはないとの厳し い見方を維持している海運会社もあり、評価が割れている。 一方、イスラエルはハマスに対する直接攻撃に加えて、ハマスを支援する武装組織に 対する攻撃も活発化させている。その過程でイラン革命防衛隊の幹部が殺害され、イラ ンの最高指導者は報復を宣言している。イスラエルとハマスの戦闘が地域的な広がりを 見せ始めると、原油相場環境は一変する可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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