29日のニューヨーク原油先物相場は、前日比0.12ドル安の71.65ドル。年 末を控えて積極的な売買は行われていない。引き続き紅海やスエズ運河の海運正常化を 打診する動きが上値を圧迫しているが、大きく売り込んでいくような動きは見られなか った。原油需給に関して特に目新しい売買材料も見当たらず、終日持高調整に終始して いる。前日比でもほとんど動きはみられなかった。前年比では8.61ドル安となって いる。 2日のニューヨーク原油先物相場は、前日比1.27ドル安の70.38ドル。為替 がドル高に振れたことが嫌気され、上値の重い展開になった。年末年始に中東情勢が緊 迫化し、一時73.64ドルまで上昇している。米海軍が武装組織フーシ派の船舶を攻 撃し、改めて海上輸送を巡る不透明感が警戒された。ただし、高値を維持するだけのエ ネルギーはなく、安値は70.06ドルと荒れた相場展開になっている。 3日のニューヨーク原油先物相場は、前日比2.32ドル高の72.70ドル。リビ アのSHARARA油田が抗議の影響で生産を停止している。また、紅海付近で武装組 織フーシ派の活動が活発化する中、一部海運会社が航行停止を改めて発表していること もポジティブ。短期的な下げ過ぎ感が強くなっていることもあり、安値修正の動きが優 勢になった。米原油在庫の減少観測もポジティブ材料視された。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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