[今夜の視点]シカゴ大豆=再び下値余地を試す展開か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。3月限は12ドルとび台で軟調に推移。1月30日の
安値である1187.75セントが再び視野に入っており、どこまで下値余地を試すの
かが今夜の焦点となる。現在注目されている南米産地からのニュースに加えて、今夜は
1月の米雇用統計も発表されるので、それを受けたドルや米株、原油などの値動きにも
注目したい。

 前日のシカゴは期近から急落。南米産の供給圧力や中国のブラシル産への需要シフト
懸念があるなか、週間輸出成約高が16万トン台と事前予想レンジの下限を下回り、今
年度最低となったことに圧迫された。メキシコ向けにデイリーの大口輸出成約報告が発
表されたが、ほとんど材料視されなかった。
 3月限は1199.50セントまで崩れて、一時12ドルを割り込んだが、引けでは
1203.25セントと12ドル台を回復した。
<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】 16:45 鉱工業生産指数 2023年12月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 雇用統計 2024年1月(労働省)
【経済】 2/3 00:00 耐久財受注 2023年12月確報値(商務省)
【経済】 2/3 00:00 製造業新規受注 2023年12月(商務省)
【経済】 2/3 00:00 消費者信頼感指数 2024年1月確報値(ミシガン大)
【商品】 2/3 05:30 建玉明細報告(CFTC)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。