実質賃金21カ月連続マイナス、予想以上の減少でやや円売り ただ前回からはマイナス幅縮小 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
実質賃金21カ月連続マイナス、予想以上の減少でやや円売り ただ前回からはマイナス幅縮小 

昨年の実質賃金は1.9%減と予想以上に減少し、21カ月連続のマイナスとなった。ただ、前回の2.5%減からマイナス幅は縮小した。現金給与総額は+1.0%と24カ月連続で増加。実質賃金が21カ月連続でマイナスとなっているものの、給与の増加が続いていることを受け、日銀が早ければ3月にマイナス金利を解除するとの見方が広まっている。ただ、実質賃金は予想以上に減少したため、発表直後は円売りで反応。きょうは13時41分頃から植田日銀総裁が衆院予算委員会に出席する。

実質賃金(12月)08:30
結果 -1.9%
予想 -1.5% 前回 -2.5%(-3.0%から修正)(前年比)

現金給与総額(12月)08:30
結果 1.0%
予想 1.4% 前回 0.7%(0.2%から修正)

全世帯家計調査(12月)08:30
結果 -2.5%
予想 -2.0% 前回 -2.9%(前年比)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。