ゴム午前=総じて軟調、調整安場面

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間が休場のうえ、ドル・円が
小動きとなったことから、手掛かり材料難となり、夜間取引の引けと同値圏で推移し
た。中盤に入ると、直近の上昇に対する調整の動きや、大型連休明けの上海ゴムが上昇
したものの、上げ幅が限られたうえ、ドル・円がやや円高に振れたことから、売り物が
ちの展開となっている。
 TSR20は出来ず。

 午前11時52分現在のRSS3号は前営業日比3.0〜変わらず。活発限月の7月
限は同1.9円安の294.2円、期先1月限は出来ず、推定出来高は1386枚(前
日夜間取引含む)。

【7月限が一代の高値更新後に軟化】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて軟調な展開となっている。活発限月の7
月限は、夜間取引で一時302.3円まで上昇し、一代の高値を更新した。だが、その
後は、上げ幅を削り、日中取引に入ると、マイナスサイドに沈んでいる。
 今日から取引が再開された上海ゴムでは、中心限月の5月限が350元超の上昇とな
っているが、連休中のJPXゴムRSS3号の上げ幅を埋めるには及ばない。ドル円相
場も円高に振れていることもあり、今日の午後も軟調地合いで推移する可能性がありそ
うだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は、買い優勢となり、0.8
〜1.3セント高となっている。

 上海ゴムは上昇。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営業日
比355元高の1万3575元となっている。

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