石油午前=下落、下値切り上げも7月限は7万3000円が抵抗線

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。前日の海外原油安を背景に夜間取引から4ケタ安となり、そ
の流れを引き継ぎ、序盤は1000円超の下落が続き、安もちあいで推移した。ニュー
ヨーク原油時間外取引が小反発にも、戻りは鈍く推移した。午前10時半頃から幾分、
下げ幅を縮小し、期中は900円超の下落で推移。
 日中取引開始後、原油の2024年7月限は下値切り上げたが、7万2970円で戻
りを抑えられた。7万3000円が抵抗線となり、戻りは限定的。
 午前11時25分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
970〜690円安。
 午前11時25分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が584枚。
【NY原油、押し目買い継続かに注目、FOMCの議事録の公表・API在庫あり】
 前日のニューヨーク原油市場は、中国、米国の景気不安による需要減懸念が売り材料
視され売り優勢。
 21日の中国株式市場は上海総合指数が小幅安。春節の大型連休明けからの中国株の
上昇は一服。ただし中国当局による株価下落を防止する措置は継続されるとみられる。
 21日のニューヨーク原油時間外取引は小反発。今夜のニューヨーク原油市場で押し
目買いが継続されるかに注目。今夜は先月30、31日に開催された米連邦公開市場
(FOMC)の議事録の公表、米石油協会(API)から週間原油在庫の発表がある。
【海外原油夜間取引=小反発】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.24ドル高の77.28ドルで推移。
本日これまでのレンジは77.08〜77.31ドル。
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