【これからの見通し】材料難の週明け相場、イベント前の調整など気にしながらの展開に 週明けは材料難でのスタート。経済統計発表はトルコの消費者物価と生産者物価(2月)、スイスの消費者物価指数(2月)、フランスの財政収支(1月)などが欧州序盤に発表されるくらいの予定だ。英独ユーロ圏、米国などの注目指標の発表は予定されていない。 また、発言イベント関連では、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁などの講演が予定されている。ECB理事会を木曜日に控えて、基本的に金融当局者発言は慎まれる状況となっている。ただ、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は先週末も発言報道があり、きょうも持論を展開する可能性はある。ただ、同氏はタカ派姿勢であることは周知の事実となっており、ハト派的な発言が飛び出さない限りは市場反応は限定されそうだ。 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、直近の講演で年内の利下げ開始に肯定的な発言を行っている。ただ、利下げ開始を後押しする証拠にはまだデータが足りないとしていた。早期利下げ開始については慎重姿勢をとっており、中庸的な内容だった。市場は目立った反応を示しにくかった。きょうも前回の姿勢を踏襲するようだと、無難に通過しそうだ。 今週は水曜日から金曜日にかけて、注目イベントが目白押しとなる。パウエル議長、植田総裁などの発言機会、ECB理事会、米雇用統計などだ。それまでは手掛かり難となるなかで、株式市場の動向が注目されそうだ。イベント前の調整の強さをチェックしておきたい。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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