前週は300円の節目水準での保ち合い相場を経て、320円台まで急伸する展開に なった。売買材料が乏しく持高調整が中心の小動きになり、週前半は薄商いで動意を欠 いた。株高連動の買いが一服したが、株安や円高環境でも売り込む動きは鈍く、決め手 を欠いた。しかし、週末を前に突然に産地供給リスクを織り込む動きが優勢になり、出 来高も急増した。産地相場の上昇にけん引される形で、上値追いの展開になった。 産地主導の上昇を打診する局面になる。東南アジアでは減産傾向が強まり、天候不順 も報告されている。供給不安を織り込む形で産地相場高が続くと、JPXゴム相場も上値 追いの展開になる。特に当限に対してプレミアムが加算されると、値が飛ぶ可能性もあ る。年初来高値更新でチャート主導の買いも膨らみやすくなっている。在庫増加圧力の 強さから投機色も目立つが、産地相場の上昇が続いている間は、上振れリスクを抱え る。 予想レンジは305〜335円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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