とうもろこしは、8日のシカゴ小幅続伸も1ドル=147円台前半の円高に相殺さ れ、限月間で方向性を欠く展開か。シカゴ期近5月限と円相場147.05円からの換 算値はほぼ変わらず。 夜間取引で先限は変わらず。期先1月限は160円安。期近7月限は150円高。総 出来高は4枚のみ。日中取引は玉の出方次第だが、先限は買い優勢となった場合、3万 6900円台前半で上値が重くなると予想。最も取組高の多い期先11月限が商い成立 があるかに注目。 8日のシカゴコーンは総じて小幅続伸。米農務省(USDA)から月例需給報告があ り、米国産コーンの需給予想は新穀の23/24年度、旧穀とも据え置きとなった。世 界コーン需給見通しは、ブラジルのコーン生産量予測が前月の1億2400万トンに据 え置かれた。アルゼンチンの生産量予測は前月の5500万トンから5600万トンに 上方修正され、弱材料となったが、崩れることなく堅調に推移。期近5月限は、期近5 月限は2月14日以来の高値となる440セントまで上昇。戻り売りを吸収し、この日 の高値圏の439.75セントで堅調に引けた。 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万6800〜3万6900円。本日の日 中取引の予想レンジは3万6700〜3万6950円。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 マネーストック 2024年2月(日本銀行) 【経済】08:50 国内総生産 2023年10-12月期2次速報 (内閣府) 【工業】09:30 貴金属倉荷証券流通高 2024年2月(大阪取引所) ◆ アメリカ ◆ 【農産】3/12 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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