2月雇用統計は金相場の上昇トレンドを追認する結果になった。非農業部門就業者数 は前月比27.5万人増と強めの数値になったが、前月分は35.3万人増から 22.9万人増まで大幅に引き下げられている。失業率は3.7%から3.9%まで上 昇する一方、平均時給は前年比4.3%増であり、前月の4.4%増から伸びが鈍化し ている。全体としては労働市場が過熱化ではなく、緩やかな減速傾向にあることが示さ れている。この数値であれば、少なくとも雇用要因で利下げはできないといった議論に はならない。今週は12日に2月消費者物価指数も控えているが、ここでインフレ懸念 の蒸し返しがみられなければ、少なくとも米金融政策要因ではレンジ切り上げが支持さ れる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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