[今夜の視点]金・銀=米CPI待ち

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、弱気の米雇用統計を受けて
買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2182.39ドルから、ドル安を受けて
2188ドル台まで上昇したが、利食い売りなどが出て上げ一服となった。午後に入る
と、2176ドル台で下げ一服となったが、戻りは売られた。
 2月の米雇用統計で失業率が上昇するなど、弱気の内容となったが、米連邦準備理事
会(FRB)は利下げを急がないとの見方が強い。今週は12日に2月の米消費者物価
指数(CPI)の発表がある。前年比3.1%上昇と前月と同水準になると予想されて
おり、利下げ期待が後退すると、利食い売りが進む可能性がある。
<今夜の予定>
・特になし
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