[今夜の視点]海外原油=下げ渋りか、パレスチナ情勢の緊迫化を見据えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引で4月限は前日比0.51ドル安の77.50ドルで推移。本日これまで
のレンジは77.25〜77.99ドル。

 今晩の海外原油は下げ渋るか。イスラエルのネタニヤフ首相はパレスチナ自治区ガザ
南部のラファに向けて進軍し、戦闘の最終段階を終わらせようとしており、いずれ緊迫
感が高まることを考慮すると、売りは続かないだろう。イスラエルがラファ侵攻を開始
する場合の反イスラエル国家の行動は読めない。米軍も交えて、イスラエルはガザ沖の
天然ガス田「ガザ・マリーン」を手中に収めようとしているようで、各地の米軍に対す
る攻撃が強まる可能性も想定しておくべき。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 雇用統計 2024年1月(トルコ統計機構)
◆ アメリカ ◆
【農産】3/12 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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