金・銀市況=金は反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,291    +43    10,289   +25  : 2,177.86   +19.93
銀          114.0    0.0     117.0   0.0  : 2,431.00     0.00
プラチナ     4,338    -23     4,340   -16  :   918.07    -0.48
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,022.30   -14.28
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    146.97   -0.96  ユーロ・ドル相場   1.0938  -0.0009
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【市況】
 金は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場
の堅調が支援要因になったが、円高やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられ
た。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りを売られたことに上値を抑えられた。銀は
夜間取引で8月限が小幅高となる一方、日中取引で10月限が下落し、まちまちの値動
きとなった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが25〜43円高、ゴールドスポットが25円高、銀
が5.4円安〜0.7円高。
 推定出来高は、金が5万7804枚、金ミニが9342枚、ゴールドスポットが1万
2351枚、銀が4枚。
【金は弱気の米雇用統計が支援】
 金先限は夜間取引で上場来高値1万0379円を付けた。ニューヨーク高が支援要因
になった。円相場は1ドル=146円台後半の円高に振れた。
 金は弱気の米雇用統計が支援要因になった。失業率が上昇した。ただ非農業部門雇用
者数が予想以上となり、米連邦準備理事会(FRB)は利下げを急がないとの見方も強
い。今週は12日に2月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。高インフレが続
くと、利下げ期待が後退し、利食い売りが出る可能性がある。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、弱気の米雇用統計を受けて
買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2182.39ドルから、ドル安を受けて
2188ドル台まで上昇したが、利食い売りなどが出て上げ一服となった。午後に入る
と、2176ドル台で下げ一服となったが、戻りは売られた。
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