●短期見通し穀物、コーンは修正高=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、自律反発局面に移行している。需給緩和評価に変化は見られない
が、ファンドの売りポジションの整理が最優先されている。どこまで売りポジションの
解消が進むと、地合が安定化するのかが打診される。まずは2月初めの450セント水
準が打診される。ただし、本格上昇に発展させるのであれば、米国の作付け障害といっ
た新たな買い材料が求められよう。大豆は、穀物市場全体で持高調整の動きがみられ、
大豆も修正高のリスクを抱える。1,200セント水準まで戻す可能性がある。一方
で、南米産の供給圧力は強く、米国産の輸出は停滞している。自律反発が促されるが、
先高感は乏しい。南米産の供給圧力が強力なことは確定しており、米国の作付けシーズ
ンの天候障害がなければ、修正高止まりになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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