[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ期待を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2182.32
ドルから、上げ一服となったが、2180ドル台で押し目を買われた。午後に入ると、
2174ドル台まで下落した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因だが、今夜発表の2月の米消費
者物価指数(CPI)を控えて利食い売りが出た。事前予想は前年比3.1%上昇と前
月と同水準とみられており、利下げ期待が後退すると、利食い売り主導で調整局面を迎
える可能性がある。
<今夜の予定>
・独消費者物価指数 2024年2月確報(連邦統計庁)
・英雇用統計 2024年2月(国立統計局)
・米消費者物価指数 2024年2月(労働省)
・米財政収支 2024年2月(財務省)
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