[今夜の視点]シカゴコーン=小麦の修正高が続くか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は弱含み。5月限は440セント台は維持して弱含みとなっ
ている。前日はそれまで売られ過ぎだった小麦が大きく戻したものの、大豆が軟調だっ
たため、そこまで買い意欲は強まらなかった。ミシシッピ川デルタ地域など米南東部で
はひと足早くコーンの作付け開始時期を迎えているが、今週のまとまった降雨で初期の
作付け作業が遅延する見込みという報も流れているが、現時点では囃す材料としては力
不足の感がある。差し当たりは小麦が安値修正でさらに戻すのか否かが注目される。

 前日のシカゴは総じて小幅続伸。週間輸出検証高が112万トン台と高水準だったこ
とや小麦が上伸したことに支援されたが、大豆が期近から下落したことに上値は抑えら
れた。
 5月限は443.00セントまで上伸した後、引けも441.75セントと440セ
ント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2024年2月確報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】 16:00 雇用統計 2024年2月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 消費者物価指数 2024年2月(労働省)
【経済】 3/13 03:00 財政収支 2024年2月(財務省)
【工業】 3/13 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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