朝方発表の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル円は147円台で激しく上下動したものの、現在は147円台後半で落ち着いている。148円台では売り圧力も強く上値を抑えている。100日線が147.60円付近に来ており、その水準を回復している。本日の上げで200日線はサポートされた格好となっているが、戻りを積極的に試す雰囲気でもなさそうだ。 この日の米消費者物価指数(CPI)を受けて市場では様々な見方が出ており、方向感を見出せないようだ。米CPIは季節的に年初は高めの数字が出ることが多く、今回もその通りとなった。1月、2月と2カ月連続で高い数字となったことから、FRBが金利を高い水準でより長く維持する可能性を示唆しているとの見方の一方、FRBが注視しているとされる住居費を除くサービス業のインフレ、いわゆるスーパーコアが前月比0.47%と前月の0.85%から大きく鈍化したことから、FRBのスタンスに大きく変化を与える内容ではないとの見方も出ている。 市場も方向感を決められないようで、次の材料待ちという結論に落ち着きそうだ。短期金融市場では6月利下げ開始の確率を前日からは若干低下させているものの、80%程度で織り込んでいる。 USD/JPY 147.93 EUR/JPY 161.40 GBP/JPY 188.76 AUD/JPY 97.52 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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