【これからの見通し】方向感が見出しにくい為替相場、米CPIのあとは日銀動向に注目も 昨日の2月米消費者物価指数は前年比+3.2%、コア前年比+3.8%と根強いインフレ圧力が残る結果となった。初動はドル買い反応も、その後はドル安方向に戻す激しい振幅がみられた。短期金融市場では6月の米利下げ開始を織り込んでおり、米CPI発表前から状況に変化はみられていない。米株式市場は堅調に推移した。 きょうは大手企業の春闘の集中回答日となっている。足並みをそろえて満額、もしくは満額を上回る大サービスの賃上げが発表されている。来週19日の日銀決定会合でのマイナス金利解除や、YCC撤廃に向けた地ならしの動きにとっては好材料となっているようだ。 このあと、日本時間午後3時半ごろからは植田日銀総裁が参院予算委員会に出席する。出口戦略に向けた動きが示唆されるのか、現時点では分析中などの慎重姿勢を貫くのか、などが注目されよう。ただ、春闘の満額回答の報道に対する円高の動きは足元で収束しており、15日の春闘第1回集計の数字を待ちたいとのムードもありそうだ。 海外市場で発表される経済指標は、英鉱工業生産指数(1月)および製造業生産高(1月)、英貿易収支(1月)、ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)、米、MBA住宅ローン申請指数(03/02 - 03/08)などが予定されている。 発言イベント関連では、チポローネECB理事、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁などのイベント会議出席や講演が予定されている。米週間石油在庫統計が発表される。米30年債入札(220億ドル)が実施される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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