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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 1,182.00 1,198.50 1,182.00 1,180.75 - 1.00
2024/05 1,196.00 1,217.50 1,191.50 1,195.25 - 1.50
2024/07 1,209.75 1,230.75 1,205.25 1,209.75 - 0.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
先物 331,541 258,106 751,941 (+ 8,886)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(3月7日までの週)
大 豆:47万0300トン(事前予想レンジ:40万〜90万トン)
大豆粕:30万5800トン(事前予想レンジ:10万〜40万トン)
大豆油: 1万8100トン(事前予想レンジ:5000〜8000トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(3月20日−3月24日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並〜平年を上回る。
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大豆は小幅まちまち。終値の前日比は1.50セント安〜1.00セント高。中心限
月の5月限は前日比1.50セント安の1195.25セント。
米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が弱気な内容だったことが重石となっ
た。ドル買い優勢となったことも上値を抑制する要因となったが、これまでの下落の後
で売り警戒感が強かったこともあり、下げ幅は限られた。当限3月限はこの日、納会を
迎えた。
5月限は1196セントで取引を開始した後はじり高となり、シカゴの時間帯には
1217.50セントと2月2日以来の水準まで上昇する場面も見られたが、戻り待ち
の売りが入って大きく値を落とした。ドル買い優勢となったことや弱気な輸出が重石と
なり買いを消化した後は1200セントが抵抗線となり、戻り売り圧力が強くい動きと
なり、小幅安で引けた。
米農務省(USDA)が発表した3月7日までの週間純輸出成約高は47万0300
トンで前週の67万9500トンを下回った。今年度の累計純輸出成約高は3966万
6000トンで前年度同期の4932万5300トンを約20%下回っている。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル産地>
産地中部および北部では今週後半は雨がちな天気となる一方、南部では少雨傾向とな
るだろう。これはサフリーニャコーンの生育に適さないものの、アルゼンチンから前線
が北上してくるため週末には広い範囲で降雨となる見込み。この雨は来週まで降り続
き、穀物にとっての慈雨となると期待される。
<アルゼンチン産地>
前線がとどまっている影響で中部では14日まで散発的な降雨が続いている。結実期
を迎えているコーン、大豆にとってこの雨は慈雨となっているが、前線が北上してくる
ため週末から来週にかけて再び雨がちな天気が続くだろう。また新たな前線が来週半ば
に到来するため、これに伴う降雨が見込まれる。一部地域では降雨過剰気味だが、多く
の地域のコーンと大豆にとって慈雨が続いている。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
今週半ばに強い勢力の低気圧が張り出している影響で15日まで散発的な降雨が続く
もよう。一方の南部では18日にかけて小麦にとって慈雨が続く見込み。寒冷前線が到
来する影響で週末には気温が低下するがこの低温は長くは続かないだろう。ただし、来
週後半には再び前線が到来するため気温が再度低下すると予想される。
大豆製品は、大豆油は大豆の軟調な足取りに追随したが、大豆粕はこれまでの下落の
後の修正が入って堅調で運ばれた。大豆粕の期近5月限は前日比1.00ドル高の
337.40ドルで終了。大豆粕、大豆油の当限は共に納会を迎えた。
今日の材料
・ブラジル産地中部および北部では広い範囲で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地南部では目先は少雨傾向も週末から来週にかけて降雨か。
・アルゼンチン産地では雨がちな天気が続く。
・2月29日までの週間純輸出成約高は67万9500トンで前週の15万9700
トンを上回る。
MINKABU PRESS
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