シカゴ大豆市況=上伸、NOPAの大豆圧砕高で安値から切り返す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/05     1194.50     1200.00     1183.50     1198.25     + 3.00
  2024/07     1208.25     1213.75     1198.00     1212.50     + 2.75
  2024/08     1204.50     1210.25     1194.50     1209.50     + 3.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       206,363         331,494         758,922  ( + 6,981)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月21日−3月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並み。雨量は平年を上回る。
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 大豆は上伸。終値の前営業日比は2.25〜3.75セント高。中心限月の5月限は
3.00セント高の1198.25セント。
 ドル高や米株安、さらには南米産地の雨勝ちの天気などて下振れる場面もあったが、
この日発表された全米油糧種子加工業者協会(NOPA)の2月の大豆圧砕高が予想に
反して前月を上回り、2月としては過去最高となったことで安値から大きく切り返し
た。いったん戻すと週末を控えた買い戻しが優勢となり、結局小幅高水準まで戻した。
またアルゼンチン駐在の米農務官が同国の生産高見通しを下方修正したことも好感され
た。
 5月限は1194.50セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では
1190セント台で戻す展開となり、高値は1200.00セントちょうどまであっ
た。しかし、結果的にこれがこの日の高値となって崩れて、米国の時間帯前半にはこの
日の安値となる1183.50セントを付けた。しかしその後再び切り返して1190
セント台後半まで水準を戻したものの、12ドルにの節目には届かなかった。

 この日NOPAが発表した2月の大豆圧砕高1億8620万Buと、予想に反して1
月の1億8580万Buを上回り、2月としては過去最高となった。

 アルゼンチン駐在の米農務官がこの日、2023/24年度の同国の大豆生産高見通
しを4950万トンとして、3月にUSDAが発表した5000万トンから下方修正し
た。ただこれでも不作だった前年と比較すると倍増に近い水準となっている。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル産地>
 今週これまでの散発的な降雨は中部産地、とくに北部産地に限られているため、南部
産地では少雨傾向で、サフリーニャ(二期作)コーンの生育に好ましくしないものとな
った。しかし今週末アルゼンチンから北上する前線により、来週は大半の地域でより広
範に慈雨が見込まれそうだ。

<アルゼンチン産地>
 中部産地に停滞する前線により散発的な降雨となり、受粉・結実期を迎えているコー
ン、大豆にとっては好ましい天気となっている。この前線は今週末には北部産地に移動
するが、来週な半ばには新たな前線が見込まれる。一部地域では過剰な降雨、一部地域
では降雨不足が見られるが、コーン、大豆ともに大半の地域で生育に十分な降雨となろ
う。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 今週半ばに強い勢力の低気圧が張り出している影響で15日まで散発的な降雨が続く
もよう。一方の南部では18日にかけて小麦にとって慈雨が続く見込み。寒冷前線が到
来する影響で週末には気温が低下するがこの低温は長くは続かないだろう。ただし、来
週後半には再び前線が到来するため気温が再度低下すると予想される。
 大豆製品は、大豆油は反発、大豆粕は反落。これまでの大豆油買い/大豆粕売りのス
トラドル商いが顕著だった。
 大豆粕の期近5月限は前日比2.70ドル安の334.70ドル。
今日の材料
・ブラジル産地南部では少雨傾向でサフリーニャ(二期作)コーンに好ましくないもの
 の、来週は大半の地域でより広範に慈雨が見込まれる。
・アルゼンチン産地では今週末前線通過後、来週半ばに新たな前線で雨がちな天気が続
 く見込み。
・2月の大豆圧砕高1億8620万Buと、予想に反して1月の1億8580万Buを
 上回り、2月としては過去最高=NOPA。
・2023/24年度のアルゼンチン産大豆生産高見通しを4950万トンとして、3
 月にUSDAが発表した5000万トンから下方修正=現地駐在の米農務官。

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