シカゴコーン市況=反発、大豆の戻りで前日の強気の輸出データを好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/05     433.75      440.00      431.75      436.75      + 3.00
  2024/07     446.25      451.75      444.00      449.00      + 2.75
  2024/09     455.00      460.25      453.00      458.00      + 2.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       258,132         334,293        1,548,507 ( + 1,152)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月21日−3月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並み。雨量は平年を上回る。
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 コーンは反発。終値の前営業日比は2.00〜3.25セント高。中心限月の5月限
は3.00セント高の436.75セント。
 ドル高や米株安、南米産地の雨勝ちの天気などが圧迫要因となったが、大豆が米国の
時間帯後半に大豆が安値から大きく戻したことに支援されて、コーンもプラスサイドを
回復した。上昇局面では前日の高水準だった週間輸出成約高やデイリー報告での大口輸
出成約の発表などが買い材料として蒸し返された。
 5月限は433.75セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では434
〜435セント台でジリ高基調となった。そのあと欧州の時間帯では軟化して、この日
の安値となる431.75セントを付けた。米国の時間帯の中盤以降は切り返して、高
値は440.00セントちょうどまであった。その後は上げ幅を縮小して430セント
台後半で推移した。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル産地>
 今週これまでの散発的な降雨は中部産地、とくに北部産地に限られているため、南部
産地では少雨傾向で、サフリーニャ(二期作)コーンの生育に好ましくしないものとな
った。しかし今週末アルゼンチンから北上する前線により、来週は大半の地域でより広
範に慈雨が見込まれそうだ。

<アルゼンチン産地>
 中部産地に停滞する前線により散発的な降雨となり、受粉・結実期を迎えているコー
ン、大豆にとっては好ましい天気となっている。この前線は今週末には北部産地に移動
するが、来週な半ばには新たな前線が見込まれる。一部地域では過剰な降雨、一部地域
では降雨不足が見られるが、コーン、大豆ともに大半の地域で生育に十分な降雨となろ
う。
 シカゴ小麦はまちまち。期近は続落。このところ2度にわたっての中国が軟質赤色小
麦の成約をキャンセルしたことで再び下値指向が強まっているが、この日は国際穀物理
事会(IGC)が2024/25年度の世界穀物期末在庫見通しを6億0100万トン
と、前回の5億9900万トンから上方修正したことが嫌気された。ただ大豆、コーン
が安値から戻したことで゛、期近の下げ幅は抑制された。
 中心限月の期近5月限は前日比3.75セント安の528.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは、デンバー、コロラド・スプリングス、プエブロなど、ロッキー山脈
に隣接するコロラド州の一部で積雪が残っている。コロラド・スプリングスでは15日
夜半までに25センチ以上の積雪となっている。テキサス州北部を南限に低めの気温で
乾いた空気が流れ込んでいるが、それ以南のテキサス州では散発的な降雨な局地的に雷
雨が発生している。モンタナ州、南北ダコタ州などプレーンズ北部では風の強い天気と
なっている。
今日の材料
・ブラジル産地南部では少雨傾向でサフリーニャ(二期作)コーンに好ましくないもの
 の、来週は大半の地域でより広範に慈雨が見込まれる。
・アルゼンチン産地では今週末前線通過後、来週半ばに新たな前線で雨がちな天気が続
 く見込み。
・2024/25年度の世界穀物期末在庫見通しを6億0100万トンと、前回の5億
 9900万トンから上方修正=IGC。
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